|
V まとめ
CO中毒の急性期意識障害持続時間と神経心理症状の程度とは良く相関します。意識障害時持続時間が79時間を超えると後遺症の発現は必発です。
CO中毒の後遺症は健忘症候群、意欲障害、人格障害に、頭頂・後頭葉症状です。
大脳症状は日常性生活の中で良く代償され、検査でないと捉えられません。
正当な評価のためにこの事は是非留意すべき事です。
CO中毒被災後20年間は軽快していき症状が固定します。しかし特に中等度から重篤な例ではその後は加令による悪化がみられます。
このお話しを終わるに当たって、私共はもう一度この調査に協力して頂いた患者さん達とその家族をはじめ多くの大学や病院その他の多く職種の方々に深くお礼を申し上げます。
|