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III 遷延後期(後遺症):大脳皮質・神経心理症状
大脳皮質障害では言語障害は軽く、日常会話に支障をきたすほどの人は最重症例を除いてありませんが、失行、失認の症状が多く認められます。失書、失算、地誌的障害、構成失行、時計時間失認、失読の順にみられます。。
失行失認の症例は 主としてこの表のように頭頂葉症すなわち手指失認、左右障害、失書、失算、ゲルストマン症候群や構成失行、また視覚失認や視空間失認等の後頭葉症状が主体となります。
これらの24人の症状を遷延後期の前景に立つ症候群で分けて頻度を見てみますと次のようになります。
第1群 重症瀰漫型 3例
第2群 失行失認型 17例
ゲルストマン症候群を呈する頭頂葉傷害の象徴型9例
視空間失認や視覚失認の後頭葉傷害や右半球症状を呈する視覚型 7例
第3群 健忘型 2例
第4群 神経症型 3例
やはり失行失認型が多く見られます。以後4つの臨床型に分けて提示します。
臨床型では失行失認型を更に主としてゲルストマン症候群を呈する頭頂葉傷害の象徴型と主として視空間失認や視覚失認の後頭葉傷害や右半球症状を呈する視覚型に分けてお話しします。
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