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第二部 要約
CO中毒は急性期を過ぎて慢性期に入りますと、私の言う遷延後期となります。
この時期になると、大脳(皮質)症状である神経心理学的症状が前景に出てきます。中毒後遺症です。
第二部では主にそう言ったいわゆる急性一酸化炭素中毒後遺症についてお話します。
言語障害、特に了解障害は重症例を除いて殆どありません。しかし行為・認識障害である失行、失認はよく見られる症状です。描画、書字読字障害、計算障害、身体認知障害、地図障害、時計が読めない等です。それ以外は大脳の全般的な症状を反映して意慾 行動障害、失見当識、記銘力障害が見られます。ここでは象徴型と視覚型の二群に別けて症例を示しながらお話します。
しかもこれらの症状はそれに見合った検査をやらない限り決して見えて来ない症状ばかりです。
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