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物理化学的性質
COは物理化学的には御承知のように空気より軽く、無色、無味、無臭、無刺激性で常温では気体で、その存在は容易には気づかれませんので、危険を予知できません。誰でもうっかりしてしまう恐いガスと言わざるをえません。しかも日常生活では極めて身近く存在します。例えばガレージの中でアイドリングしている自動車の排気ガス(1ー2%)による不注意事故が後を絶たないのです。
診療がすんで、寒い冬に一杯飲んで車で帰ってきて、ガレージの中で、そのままシートを倒して暖をとりながら、一寸のつもりで眠ってしまった山口県のお医者さんは朝までそのまま覚めず意識障害で発見されました。後で無言無動の重篤なCO中毒になりました。
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