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後期(Bumke u. Krapf):の臨床症状
さてBumke u. Krapfのいう後期で特に合併症を呈する続発症の時期を私共は遷延初期と遷延後期の2つの時期に分けて考えています。
遷延初期は意識障害から回復後のいわばWieckの通過症候群と言われる時期で遅くとも初期3-4ヶ月間位の時期です。この時期は軽度の時は意欲低下や失見当識や 健忘を残した健忘症候群の時期です、重篤な症例は失外套症候群に移行します。
遷延後期にはその後いわゆる後遺症としてのパーキンソン症状や大脳症状がはじめて前面に立って来ます。
炭塵爆発事故症例の被災後最も軽快した時期の十年後の症状の頻度を表に示します。
10年後の急性一酸化炭素中毒後遺症

神経徴候は軽く運動麻痺や小脳失調はなく、重篤な2例を除いて歩行や日常生活動作に支障を来す程の人は居りません。 主として前景に立つのは神経精神症状です。特に記銘力障害を除けば失行失認の大脳皮質障害が優位です。
10年後の急性一酸化炭素中毒後遺症の失行失認

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